2017年11月

もうちょっとわかりやすく正確な書き方というものがあるような気もするが、思ったままにひとりで勝手にこたえます。


(1)どんな題材を
公立中学校の教職員の仕事。私が講師をしていたことがあるので、しんどかったその経験を作品にしてみたかった。あと旅行とか松山とか坊ちゃんとか。

(2)どんな方法で
台本を使わず、出演者みんなで話し合って、具体的な情報を共有しながら、話せることを話し始めてつくるやりかた。あんまり芝居をしないように、と気をつけることもある。なんでもありのアドリブではなく、こまかくいろんなことを決めながらやる。プロットから全員で考えようとしてみたけど難しいとわかったので、それは私が立てて、みんなで調整。

(3)稽古ではどんなこと(問い)に取り組んでいるのか。
先生とはどういう仕事か、ということをエピソードを通して全員が考える。思ってないことを言わないこと。思ってることを言うこと。しかしそれだけでは狭く固くなるのでちょっとくふうする。

(4)観客に何を発信したいのか、共有したいのか。
最初は先生の仕事ってしんどいよな〜みたいなことを発信しようとしていたけど、つくり始めて思ったのは、全部ひっくるめて肯定するみたいなこと。いろんなことを、合理的じゃなくてもやっていいし、望みがなくてもやっていいんだ、というようなことを、自分はよく思うので、そんな考え方が染み込んだ作品になる気がした。

(5)どんな人に観てもらいたいのか。
愛媛のお客さん。学校関係者に、とも思ったけど、もっと広くいろんな人に。

(6)観たあとで観客はどうなっているのか。
効果とか結論みたいなことは言いたくないけど、面白いと思うことを散りばめて、楽しんで帰ってもらえるようには、作ってます。



気が付けば涼しくなって、あっという間に少し寒くなってしまいました。物事の変化というのは、こんな風に進行するのだと思います。選挙も終わってみれば与党の圧勝で、今の変化よりも多くの国民は保守的なものを望んでいるようで、多くの人々も不安からか、変化よりも今でなんとか成り立っているのだから今の方が良いのではないかと考えているのではないでしょうか。でも最近、大企業の不正とか、大手銀行の何千人のリストラとかその報道の裏側にあるのは、今のままではやって行けないという事実だと思います。それが一般庶民、一般サラリーマンのレベルに降りてくるのはもう少し後で、今のシステムが壊れるのは時間の問題なのだと思います。そして、それが壊れた時にどうするかと言うと本当は何が基本になるかという事で、何を基本に生きるかという事ではないかと思うのです。孔子が最も大切な事は忠恕であると言っていますが、本当は世の中はもっと陽気で明るいものなのではないのでしょうか。華やかな一面、人々は孤独を感じ、どうしようもない気持ちになってしまう。そうではなくて、孤独の時に愛を感じるのが本来の人間の姿なのではないかと最近は考えてしまいます。
2017.9.25 久米

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