あっという間に初夏の様な気候になってしまいました。まだ、これから梅雨がやってくるし、その後、本当の夏がやって来ます。人間が悩んでも、宇宙はいつも通り働いて、この地球に、そしてこの日本に四季がやって来ます。その昔、神様の前で物々交換をして、その時にお金の代わりに用いられていたのが御札(おふだ)でそれが御札(おさつ)つまり紙幣の始まりらしいのですが、ひょっとすると現代の神社は、スーパーマーケットではないかと時々、思ってしまいます。そこには、世界中から食材が集まっていて、私たちはお金を持って行けば、その食材を購入することが出来ます。カリフォルニアや南アフリカのグレープフルーツ、チリのワイン、韓国のラーメン、ニュージーランドのチーズ、今のスーパーは、世界中から商品が集まっています。私たちは、お金さえあれば、それを苦労する事なく手に入れる事が出来ます。ある種、不思議です。ある人は、山に行き、又ある人は海へ行き、又、ある人は牛や豚を一生懸命育てているそれをある意味、私たちはとても楽をして手に入れています。それは何故か、それはきっと人間が根本的には、人が群れて生きて行く動物だからだと思います。つまり人にとって助け合ったり、協力する事は、必要不可欠であり、それが無いと人は生きて行けないのだと思います。それは、人に迎合するという事では無くて、自分の信じた道を進み続ければ、いつか、どこかで誰かの眼に止まり、そこから道が開けるという事だと私は思うのですが。
2017.5.25 久米