夏が過ぎると秋もあまり感じないままにもう冬がそこまでという感じです。実際に街行く人は長袖のシャツというよりは、上からジャケットを羽織っている人が多いし、たまにだけれどストールの人もいます。昔はマフラーと言ったのに、又その前は襟巻、首巻と言ったのに今はストールと言う事が多いように思います。ファッションの専門家ではないのでその辺の事は判りませんが、ちなみにストールと広辞苑で引くと、”古代ローマの婦人が用いたゆったりとしたストラに由来。ちなみにストラはラテン語で❛毛皮、羽毛、織物、編物などで作る婦人用肩掛❜❛カトリックの聖職者が首にかけて前に垂らす細長い祭服❜とあります。広く考えるとマフラーはストールに含まれそうだし、マフラーは完全な防寒用だけどストールとなるとかなりファッション性が含まれそうです。そうやっていずれマフラーは死語に近くなりマフラーにファッション性を持たせてそれを一つの商圏として確立させたのだと思います。今まで小さかったマーケットをより広いマーケットに成長させたファッション界の人々が存在したのだと思います。これからはこんな事がどんどん起きて来るのだと思います。空いてる部屋を貸す民泊、カタログ販売が成長してアマゾン、そう考えると今までのスタイルの商売がどんどん消えていかなければ仕方がないのだと思います。昔は家に固定電話があるだけですごかったし、多くの人が家にお風呂は無くてお風呂屋さんに行っていたし、今、人の生活が大きく変わるのだと思います。
2016.10.25 久米