ちょっと涼しくなって来たら、暖かかったり、気候は一進一退を繰り返しながら秋から冬へと向っています。自然がそうなら、世の中はとても大きな曲り角に来て居て、ドイツのフォルクスワーゲンとか、三井不動産や旭化成の事とか できごとが大き過ぎて、本体が消えてしまいそうな事が起きています。これは、以前、証券業界で起きた顧客への利益着け換えに似ていると思います。その後、証券不況で飛ばしとかで山一証券とか倒産したし、業界全体が沈みました。でも、今起きている現象は業界を越えて社会全体で起きている事で、不況の中、一部の優良と言われる企業は、業績が良いと言われていたが、実はそれには、こんな事が隠されていて、上げ底だったとか、みんながごまかしをやっていて、優良企業と呼ばれるほとんどの企業が社会的信用を失って行くような事が起きて来るかも判りません。そして一度、みんなが大切なものを失った事に気づいて、色々な事や物が再生されて来るように思います。昔、矜恃に生きた企業戦士や、職人たちの心が、そこから取り戻されて来るように思います。破壊と創造で、このまま社会が進んで行くようでは、寂しい社会になるような気がします。
2015.10.25 久米