ティッシュの会

大阪の演劇ユニット




すっかり暑くなってもう夏という事になってしまいました。夏祭り、お盆休みと言う時期です。お盆には、墓参りですが、人間と言うのは、どうも二度死ぬらしいのです。一度は肉体的にこの世界から居なくなる、もう一度は、人の想いの中から完全に居なくなる時だそうです。確かに、自分の肉親とか、大恩人とかは、その人が死んでもからも自分がこの世に存在する限り、その人の事を想い出すでしょう。そして、その人の事を想い出している自分自身がこの世から姿を消す時、その人は初めて死んだと言えるかも判りません。たぶんあの世は想念の世界だから、この世で存在して、あの世の人の事を想うという行為と言っていいのかは不確かだけれど、その期間、あるいは、その瞬間は、人間はあの世と繋がっていると言えるのでは、と言う事です。現世とあの世の接点は、実は人間の想いの世界で、その想いの世界で長生きする人が神様的に考えると、良く生きました、と言う事なのかもと言う事です。人間の生き方に成功も不成功も無いと思うけれど、やはりそこには、まあまあとか優秀だったとか有るわけで、やはり「天知る、地知る、人知る」と言う事なのかも、という気がします。
2017.6.25 久米




あっという間に初夏の様な気候になってしまいました。まだ、これから梅雨がやってくるし、その後、本当の夏がやって来ます。人間が悩んでも、宇宙はいつも通り働いて、この地球に、そしてこの日本に四季がやって来ます。その昔、神様の前で物々交換をして、その時にお金の代わりに用いられていたのが御札(おふだ)でそれが御札(おさつ)つまり紙幣の始まりらしいのですが、ひょっとすると現代の神社は、スーパーマーケットではないかと時々、思ってしまいます。そこには、世界中から食材が集まっていて、私たちはお金を持って行けば、その食材を購入することが出来ます。カリフォルニアや南アフリカのグレープフルーツ、チリのワイン、韓国のラーメン、ニュージーランドのチーズ、今のスーパーは、世界中から商品が集まっています。私たちは、お金さえあれば、それを苦労する事なく手に入れる事が出来ます。ある種、不思議です。ある人は、山に行き、又ある人は海へ行き、又、ある人は牛や豚を一生懸命育てているそれをある意味、私たちはとても楽をして手に入れています。それは何故か、それはきっと人間が根本的には、人が群れて生きて行く動物だからだと思います。つまり人にとって助け合ったり、協力する事は、必要不可欠であり、それが無いと人は生きて行けないのだと思います。それは、人に迎合するという事では無くて、自分の信じた道を進み続ければ、いつか、どこかで誰かの眼に止まり、そこから道が開けるという事だと私は思うのですが。
2017.5.25 久米

劇団乾杯 第12回公演「唯其丈」の公演後トークイベント(アフタートーク)に、森嶌がゲストとして参加します。
森嶌が参加するのは5月28日(日)13時の回 の 終演後です。

詳しい情報や、予約については、劇団乾杯のウェブサイトをごらんください。
http://kanpai.kiwamari.org/

劇団乾杯 第12回公演「唯其丈」
日時 2017年5月27日(土)・28日(日) 両日 各 13時 / 18時より開演 (計4回公演)
会場 PORT 大阪市此花区四貫島1-6-6 四貫島中央通商店街内 最寄駅:阪神なんば線「千鳥橋」駅
入場無料(ご予約優先)
出演 澤森晴世 奈良絵里子(客演)
作・演出 山本握微




すっかり暖かくなって、街では歓送迎会なんかを見かけるようになりました。そこには、その人の人生の色々な想いがあることでしょう。人生は自分の意志でどうにかなる事もあればならない事もあり、そこは天の力というか、神様の判断なのでしょう。それと、それまでの自分自身の魂のたどって来た流れというのもあり、この世の事だけでは判断出来ない事もたくさんあるのだと思います。毎日、日めくりのカレンダーを捲るのだけれどそこに要約すると、“あの世の千年は、現世の一日”というたぐいの事が書かれていた日がありました。そしたらなんだか急に今という時が、有り難くなってきたから不思議です。人がとらわれているのは、この世であり、もっと時間と空間を拡げたら、楽に幸福になれるのではないかなと思いました。ひとりひとりの内に宇宙があり、そしてその社会全体を包む宇宙があり、不思議です。本当は自分の内なる声を良く聞いて、自分自身の本心というものに従って行けば、何の失敗も無いのではないかと思います。そもそも失敗という事そのものが、人間の価値観で判断したもので、長い時間で捉えると必要という事になるわけで、自分の回りの事はすべて必要であるが故に起っているのだから、やはり感謝という事になるのかなあと思うこのごろです。
2017.4.25 久米

大阪公演は終了しました。東京公演の情報はこちらから。

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6月に大阪、9月に東京でおこなわれる、超人予備校 第13回本公演『木の葉 オン・ザ・ヘッド』に、ティッシュの会の森嶌が出演します。

大阪公演 6月9日(金)~11日(日)道頓堀 ZAZA HOUSE
東京公演 9月22日(金)~24日(日)シアターグリーン BASE THEATER

大阪公演の予約はこちらから。

公演についての詳細や最新情報は、超人予備校のウェブサイトtwitterをご確認ください。

konohaomote
konohaura

超人予備校 第13回本公演(大阪)『木の葉 オン・ザ・ヘッド』

[大阪公演 日時]
2017年
6月9日(金)19:30
6月10日(土)14:00 / 19:00
6 月11 日 (日) 11:00 / 16:00

・受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。
・全席自由。受付開始より入場整理券を発行します。
・未就学児の入場はご遠慮願います。


[大阪公演 会場]
道頓堀 ZAZA HOUSE
〒542-0071 大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル 地下1階
TEL. 06-6212-3005(11:00~19:00)
FAX. 06-4963-2244
注)会場には駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用になるか近隣のコインパーキングをご利用下さい。


[チケット料金]
◆一般 前売 2800円
◆一般 当日 3000円
◆U-22(22歳以下) 1500円
◆高校生 1000円
◆小中学生 500円
(U-22は年齢を証明するもの、中高生は学生証を提示要。)
◆リピーター割引 1500円(半券提示要)


[予約]
◆CoRichチケット!予約フォーム
PC用 https://ticket.corich.jp/apply/82160/010/
携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/82160/010/
予約完了後すぐに、自動返信メールが送信されます。URL付きメールの受信を拒否されている方は、設定を解除してください。ticket@corich.jpよりメールをお送りしますので、受信許可設定をお願いいたします。

◆メール予約
cho-jin@hotmail.co.jp
氏名・日時・枚数・券種(一般・U-22・高校生・小中学生)・電話番号をご連絡下さい。
折り返し確認メールをお送りいたします。
※リピーターの回を予約される場合、備考として「リピーター」の旨お知らせ下さい。


[作・演出]
魔人ハンターミツルギ


[キャスト]
日枝美香L / 尾松由紀 / 魔人ハンターミツルギ
上原日呂 (月曜劇団) / ハシグチメグミ(パイのミ)
奥田さぶりな美樹てぃー (IsLand☆12)
中村美咲 / 森嶌正紀 (ティッシュの会)
北野勇作 (劇団★虚航船団パラメトリックオーケストラ)
森世まゆみ / 月亭文都 / リーフレディース
条あけみ (あみゅーず・とらいあんぐる) / 田口哲


[お問合せ]
天満宮オフィス(超人予備校)
cho-jin@hotmail.co.jp
http://www14.plala.or.jp/choyobi/




色々あっても、もう年度代わりで、新年度という事になります。桜も咲くし、新入生、新社会人もこれから街で見かけるようになります。何があっても次の息吹は、活動を始めています。先日、銀行の帰りに老夫婦と擦れ違いました。女性の方は髪をブラウンに染めていたけど、頭の頂辺あたりが円形に白くなっています。頑張っているなと思いました。男性の方は女性よりも年を取っていて、老人の入口という所です。女性は老人というのは可哀想で、まだおばさんです。初老の男性は奥さんに何か話しかけて、少し照れ笑いをしています。奥さんの方も男性の方を見て笑っています。たったそれだけの時間と空間なのだけれど2人はとても仲が良いのだなあと思いました。それでこちらもとても気持ち良くなりました。その時ふと気づいたのです。その男性が記憶にある。どこで会ったのだろう。近所の人なのか、お店のお客さんなのか……そして気が付きました。男性は学生時代の先輩で、女子校で化学の教師をしていました。そして、働きながら研究室に来て研究を続け、博士号を取ったあの先輩です。そしてその先輩は女子校で教え子と恋に落ちて、後に結婚するという禁断の愛を実らせた人です。たった一瞬の光景だったけれど、それが2人の歩んで来たすべての事を表しているようで、何かほっとしたものを感じたし、人生ってとても温かいと思いました。幸福な一瞬でした。
2017.3.25 久米

5月におこなわれる、C.T.T.京都事務局開催のセレクション上演会に出演します。
上演するのは『あのころたのしかったね』(構成・出演= 森嶌正紀,出井友加里)です。
以前上演した作品を再構成し、今のわたしたちが考えていることをていねいに形にしていきたいです。

★ご予約はティッシュの会でも承ります。前日までにメールでご連絡ください。
【宛先】tissuenokai@gmail.com
【件名】CTT予約
【本文】1.名前 2.公演日 3.人数 4.電話番号
こちらからの返信をもって予約完了とします。
料金は当日、会場受付でお支払いください。


チラシ(pdf)を見る

C.T.T. selection 京都
vol.118/2017年5月試演会


■日時
2017年
5月13日(土)19:00開演 (18:40開場)
5月14日(日)15:00開演 (14:40開場)

約30分×3組の上演と、合評会があります。
★開場時間に誤りがあったため、訂正しました。5/3

■会場
人間座スタジオ
京都市左京区下鴨東高木町11
電話 075-721-4763
地下鉄「松ヶ崎」より徒歩15分。市バス「下鴨東本町」、「高木町」より徒歩5分。
http://ningenza.com/contact.php

■料金(上演協力金)
予約当日共 1500円
CTT支援会員 300円
・観客は一人3票まで、投票することができ、1票につき100円が団体に還元されます。
・観客もこうした試みに協賛していただいているという考え方から、上演協力金という呼び名を使っています。

■参加団体
250km圏内
ナマモノなのでお早めにお召し上がりください。
ティッシュの会(C.T.T.大阪事務局推薦)


■ご予約・お問い合わせ
C.T.T.京都事務局
電話 090-9113-4237(担当)
e-mail cttkyoto@mail.goo.ne.jp
e-mail info@ctt.main.jp
★メールアドレスを修正しました。5/16

セレクション上演会のお知らせ | C.T.T. official blog
http://cttkyoto.jugem.jp/?eid=148




寒いと言ってもなんとなく最近は春の空気になって来た気がする。やはり人間がどうあっても時間は経過して、大自然は命を動かしている気がします。個人的に見ると、どう考えても世の中は行き詰っていて、困っている人がたくさん存在する気がするのだけれど、実情はともあれ表面的には、なんの問題もなく進んでいる気がする。最近になってやっと大企業の内容の悪さが言われているけれども、今まではなんの問題もなく進んでいて、好景気と言われていて、我々にするとこの状況のどこが好景気なのかという感じだったのだけれど、ひょっとしたらこれからはマスコミも不景気の報道が多くなって、今まで隠れていた負の実態がどんどん出てくるんじゃないかと思ってしまいます。でも、どちらにしても、これは世の中の転換期だから以前の状況の良い状態に戻るという事は無くて、良くなるにしても次の良い状態というのは以前とは違う良い状態という事になるのだと思う。それはある人たちにとってはとても悪い状態という事にもなるだろうし、やはり歴史はスパイラルに動くから、同じ風景が無いように、次の社会は似た風景ではあっても、以前とは全然違う物で成り立った風景であるはずだと思う。でも一番深い所に流れる精神性とか宇宙の意志は同じであるはずだから本質をちゃんと掴めば生き残るチャンスはあるんだと最近は頻繁に考える。そしてその答えは今にあるはずなんだけどなあと悩んでしまう。
2017.2.25 久米

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