ティッシュの会

大阪の演劇ユニット

湿度が上がり、気温も高くなってきました。最近はこの気温と湿度のせいで疲れ易くなってきた気がします。世の中は不景気であり、ある所では人手不足で困っていたりします。スーパーやコンビニの売上が減っても、大型の薬局のチェーン店は好調で出店も加速しているみたいです。店舗の売上が減ってもその商品は、消費者の方はネットで購入していたり買う所が変わっただけで、その分、別の所でちゃんと消費されています。人はどんどん便利を求めるらしいですが、逆にあえて不便を求めるというのもあります。ペットボトルの水を買い求めたり、野外キャンプをやってみたり、それは、それで求めるものが違うのでそうなるのだとと思います。これから高齢化社会で人口減少、土地あまりの世の中で、だからこそもとめられるものがあるだろうし、それでも不変のものがあるはずで、未来は想像できる部分もあるし、そうだったのかと、あとから気がつくものもあるはずです。確かに、江戸時代や明治時代よりも今のほうが便利であるというのは、事実だと思います。でも当時は全く気にしなくてもよかったものが、今はとても重要であるという部分もあるはずです。教育水準が上がった分、クレームや世の中への不満も増えたような気もします。それでも、人々は、より便利な方向へと世の中を進めていくのだなあと思います。
2018.6.25 久米

【7/17追記】広島公演についてのお知らせ http://patch-works-mk.hatenablog.com/entry/2018/07/12/234758


愛媛県の劇団パッチワークスの公演「∩」(積集合)に、ティッシュの会として参加し、短編作品を上演します。ひとつの公演で、複数の団体の作品が鑑賞できるショーケース形式の公演です。4会場で公演をおこないます。

◎各公演のweb予約フォーム
6月24日(日) 高知公演/会場:蛸蔵
7月1日(日) 愛媛公演/会場:シアターねこ
7月15日(日) 大阪公演/会場:ウイングフィールド
7月22日(日) 広島公演/会場:広島市青少年センターアングラ劇場

◎お問い合わせ 電話 090-2828-7037 メール patch.works.mk@gmail.com
◎特設サイト https://patchworksmk.wixsite.com/seki-shugo/


パッチワークス第5回本公演4都市ツアー「∩」(積集合)
元なる演劇から生まれる可能性(集合積)による対話の創出
制作:パッチワークス、村山公一
構成・演出:村山公一
参加団体:パッチワークス、劇団ハタチ族、World Wide Works、ティッシュの会

【7/17追記】2018年7月の豪雨による災害に伴う事情により、World Wide Worksの広島公演への参加は中止になりました。
高知・愛媛公演フライヤー 高知・愛媛公演フライヤー裏
【高知公演】演劇祭KOCHI2018 参加公演
◆日時
2018年6月24日(日)
11:00開演/15:00開演/19:00開演
※開場及び受付開始は開演時間の30分前から。

◆会場
高知アートゾーン藁工倉庫・蛸蔵
(高知県高知市南金田28)

◆料金
当日:一般 2500円/学生 2000円/小学生以下 無料
前売:一般 2000円/学生 1500円/小学生以下 無料


【愛媛公演】
◆日時
2018年7月1日(日)
11:00開演/15:00開演/19:00開演
※開場及び受付開始は開演時間の30分前から。

◆会場
シアターねこ
(愛媛県松山市緑町1-2-1)

◆料金
当日:一般 2500円/学生 2000円/小学生以下 無料
前売:一般 2000円/学生 1500円/小学生以下 無料


大阪・広島公演フライヤー 大阪・広島公演フライヤー裏
【大阪公演】
◆日時
2018年7月15日(日)
11:00開演/15:00開演/19:00開演
※開場及び受付開始は開演時間の30分前から。

◆会場
ウイングフィールド
(大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-27 周防町ウイングス6F)
※受付は5階です。

◆料金
当日:一般 2500円/学生 2000円/小学生以下 無料
前売:一般 2000円/学生 1500円/小学生以下 無料


【広島公演】
◆日時
2018年7月22日(日)
11:00開演/15:00開演
※開場及び受付開始は開演時間の30分前から。

【7/17追記】予定していた19:00の回は中止になりました。

◆会場
広島市青少年センター アングラ劇場
(広島県広島市中区基町5-61)

◆料金
当日・前売 1000円
小学生以下 無料



ティッシュの会『にぎる』
構成・出演/森嶌正紀,出井友加里

◎あらすじ
深刻な水不足解消のため、”水を増やす水”である「たね水」を、200km離れた国立水センターから持ち帰るという特別業務の担当になった市職員のふたり。仕事やお金についてのあれこれを喋りながらの道中、大事な「たね水」が減っていることに気づき…。

◎ティッシュの会 コメント
今、わたしたちが作品であつかいたいことはなんだろうと話し合い、考え始めたとき、「お金」と「ミステリー」という2つの案が出ました。億単位のお金が動くミステリーみたいなものではなく、素朴で、すこしふしぎな作品になればいいなと思っています。テキストを書かず、喋りながら組み立てていくという作り方の演劇で、あのとき「わたし」が手にしたお金や、あのとき「わたし」の背中に触れたミステリーについて、じっくり考えていきます。

◎ティッシュの会 プロフィール
2010年、森嶌正紀と出井友加里によって結成。大阪を中心に活動。俳優が散漫に発した言葉を再構築して作品をつくりあげていく。2017年には、愛媛県松山市シアターねこで公演「ゆくすえ」をおこなった。

パッチワークスの公演「∩」(積集合)の関連企画として、ティッシュの会が松山でワークショップをおこないます。

ティッシュの会といっしょにお芝居をつくりませんか。



ティッシュの会による「お茶を飲みながらつくる演劇ワークショップ」

日時:2018/6/30(土)13:30〜17:30

(受付 13:20〜)

会場:シアターねこ リハーサル室

参加費:500円

◎7/1(日)のパッチワークス愛媛公演をご予約いただいた方は無料で参加できます。

【お申し込み・お問い合わせ】

090-2828-7037

patch.works.mk@gmail.com


蒸し暑い日が続きます。もう近畿も梅雨入りかなという感じですが、人の運命がどうあろうと季節は変わり時は流れます。どこかのお寺に、「生は偶然、死は必然」だとありましたが、その通りだと感心してしまいます。本来宇宙的に考えれば生も死も同じなのかも判りませんが、私たちは生きている間がすべてだと考えてしまいます。私たちの頭の中では、死んでいる間とこの世の事をつなげて考えられないようになってしまっているから、でもそれも、これからは変わってくるかも判りません。もうすぐ、キャッシュレスの時代がやって来ますが、それが、生活にどんな変化をもたらすのか、考え方にどんな変化をもたらすのかは、判りません。でも昔から財を求め蓄財にはげむ人はいるし、やはりこれからもいるように思います。又、一方で、それは人々に大きな考え方の変化をもたらすようにも思いますし、居心地の良い社会とは、どんな風なのだろうと考えてしまいます。たぶん今以上に共通の価値観の人は横につながり易いだろうし、それが力となってその人たちを社会で生き易くするための推進力にはなるように思います。どちらにしてもこれからは内容の無い人間というのは生きていく事に苦労する時代の様に思います。
2018.5.25 久米



季節は、もうすっかり春の訪れです。どんな人にもどんな事にも時間は止まることがありません。経済というのは人間の考えた事だけれども、それで共通項として多くの人が生活しているのだから、それは大きく考えると神の力が働いているのだと思う。効率優先の時代、非効率優先の時代というのもこれから先、あるのかもわからない。ただ、いつもそこが完成型というのではないからある一瞬では、それは正解でも、次の瞬間にはそれは不正解という事もあるので、これで良いというのは、無いような気がする。ただそこに流れる宇宙の法則というか真のルールはあるはずで、それを的確に捉える人だけが生き残るのである。又、人の一生で考えるとその人の現役時代の繁栄がその人の人生の成功というのにつながるかというとそうでないケースも多々あるし、目立たなくてもその人の一生というもので考えると「よかっただろうなあ」と思える一生もたくさんある。ただ私の会う多くの老人たちはどうでしたかと尋ねると「まあ良かったかなあ」と答えるのである。それはまず、出会う人は健康であるし、健康であるから出会うのであるし、健康というのは実はその人の人間関係、経済力、内面的充実度の結果なのではないかと最近思うのでした。
2018.4.25 久米



やっぱり春がやって来たという実感です。どんな事があってもちゃんと春がやって来ます。ずっと冬というのは無いし、又、ずっと夏というのも無いのです。ある人からの「人生というのは、オセロゲームの様なもので、ある時、全部ひっ繰り返る事がある」という言葉が印象に残っています。確かに森友事件とか、リニアの事件とか見ているとそうかも知れません。でもそれは、世の中的な成功とか不成功という尺度で考えてみるとそうかも知れませんが、本人の内では幸福とか、いや「ちょっと違うなあ」とかいうのは、あると思います。世の中的成功と本人の幸福が一致すれば一番良いのだけれど、そうで無い場合というのもたくさんあるし、日陰の人だけれど、この人は幸福だろうなあというケースはたくさん有ります。インターネットの普及で、人間は、誰でもある一瞬だけ有名人になる事が出来るのだけれども、それで幸福かというとそうでも無い、やはり天知る、地知る、人知るで人間が知るのが一番遅いのであって、インターネットは天と人との間の時間を縮める役割は担っていると思う。どんなに世の中が進んで、便利になっても、根源的に優秀な人間というのは、内面の充実感というのを求めてその充実感と人間社会との結びつき方というのに腐心するのだと思う。
2018.3.25 久米



春が近づいてくると共にオリンピックも終わり、あれだけの一つ一つの競技の中にドラマがあるなと思います。すべての人はドラマの中に生きて来てそれぞれに大きなドラマがある筈です。神は細部に宿るのですから生きている限りドラマでありそこに感動がある筈です。感動のある人生でないとすればそれは全力で生きてないと言う事かも知れません。でも人間いつもそんなに全力で生きる事が出来るかと言うとそうでもなくて、時にはボーとしたり、時には集中したり緊張と弛緩を繰り返しながら生きている筈です。自分で集中して夢中になって没頭している時、それは自然と次に弛緩がやってくるだろうし、何も考えなくても良い状態だと思います。考えなくても目的に向って進んでいる、それは幸福だと思います。すると幸福というのは、すごく身近にあって実は自分がピンチな状態にあっても、とにかく出口向ってどんどん進んでいる、そこでは何も考えてなくて、本能に従って生きているその状態というのは実はとても幸福という事になります。社会的成功と不成功という事には関係なく、すべての人に幸福というのが存在するのです。つまり生きている人全員成功者という事です。良い世の中というのもすぐ近くにあるのです。
2018.2.25 久米



今日はとても寒い日で東京の方では雪が降り、コンビニとか新聞配達の人は困っているらしい。大阪はまだ寒いだけで、冬だからこんな事もあるだろうという感じだけれど。こんな時、人々は真夏には熱中症で倒れる人もある事を忘れてしまう。日本の国には四季がありそれが人間の徳を育んで来たという側面もあると思う。今日の長所は明日の短所でありいつも絶対というのは存在しない。では絶対というのは存在するのか解らないけれど存在しないという形で存在するのではないかと思う。例えばこの世の中に必ず法則というのは存在するのであって、無秩序に存在するのではないはずである。無秩序であってもその方向性を目指すというそれはそれで法則である。目に見える物というのは結果であってある流れの内での一点にしかすぎないのであって次の瞬間はどうなるか判らない。ただ目に見えるものが結果というのはこの世の掟であって全体の流れの内ではそれがどれ程の大きさを持つかは測れない。でもそれはとても小さなものであるという事は、宗教家とか物理学者の話から推測すると想像がつく。自分のうちの自分と対話する事がこの世であって、もうひとつの世界というのは自分の声だけなのかも知れないと思うし、ひょっとしたら対話しているもうひとりの自分は宇宙そのものなのではないかと最近よく思う。
2018.1.25 久米

パラダイス印刷所フライヤー

ニュートラルの公演『パラダイス印刷所』にティッシュの会の出井が出演します。
予約はこちらから。

公演についての詳細、最新情報は、ニュートラルのウェブサイトをご確認ください。


ニュートラル 『パラダイス印刷所』
http://neutral-jp.net/

◆作・演出
大沢秋生


◆出演
大沢めぐみ
徳永健治
高瀬和彦(ババロワーズ)
出井友加里(ティッシュの会)


◆日時
2018年
1月12日(金)20:00開演
1月13日(土)15:00開演/19:00開演
開場は開演の30分前です。


◆会場
アトリエ♭(フラット)
大阪市東成区中本3丁目10-2

★地下鉄中央線 緑橋駅から徒歩約5分。
★緑橋駅3番出口から地上に出て、ライフを左斜め前方に見て国道沿いを進み、ソフトバンクの角を右に曲がって100mほど先の古い工場。


◆料金
当日:2200円
前売(予約): 2000円


◆スタッフ
照明 山本有香
音響 大沢秋生

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